pixivでオナラフェチSSを書いていらっしゃるいずみ様より、
私のオリジナルキャラのジュリアちゃんのSSを頂きました!
こちらの記事に載っているイラストをモデルにしていただきました。
許可を頂いたのでこちらに掲載いたします。


文:いずみ 様
絵:新参者
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『ジュリア様のお仕置き執行録』


 ジュリアは退屈していた。
 場所は、とある高校。外観の美しい四階建て校舎の三階、一番奥の教室。窓際最後列の席に座る神園ジュリアは、頬杖をついて窓からの景色を眺める。彼女の視線の先にある中庭では、花は可憐に咲き誇り、初夏の日差しを浴びている木の枝が、心地よさそうにそよ風に吹かれている。しかし、この鮮やかな新緑たちは、彼女の心を満たすことはできなかった。

(……つまらないわね)

 毎回やってくる、授業と授業の間の小休止。つまらない現実をひっくり返すような、刺激的な何かが欲しい。ジュリアがそう考えながら次の授業の準備をしていると、ある雑談が耳に入ってきた。

「ねぇ聞いた? ○組のアイツ、ド変態らしいよ?」

「あー知ってる知ってる! ああいうのって……その、スカトロ趣味っていうんだよね。超キモいよね~」

「ね~。ホントキモいわ」

「あ、それでさー……」

 クラスの女子二人組が、気味悪がった表情を浮かべていたが、その後すぐに別の話題に移っていった。それ以降はとりとめの無い、いたって普通の女子高生の談笑。彼女らの声は、珍しく騒がしい教室内の喧騒に掻き消されていった。周囲の生徒からすればおおよそ聞く価値の無いやりとりのその冒頭部分に、ジュリアの好奇心が刺激された。彼女はすぐに脳内の生徒名簿を開き、不名誉な話題に挙がった男子生徒を探し始める。

(アイツ……あ、去年一緒のクラスだった、あの何の特徴も無い男子ね)

 "アイツ"こと彼は、見た目も中身も突出した部分が無く、クラスでもおとなしく目立たない生徒であった。その美貌と上品な佇まい、明晰な頭脳からすぐにクラスの人気者となったジュリアとはもちろん何の接点も無く、会話はおろか目を合わせたことすら記憶に無いが、存在だけはかろうじて覚えていた。

(そういった趣味があるなら、おそらく私の欲望も満たしてくれるでしょう。そうとわかれば、早速準備に取りかからないと……)

 退屈な日常を、打破できるかもしれない。脳内で着々と計画を企てていく内に、ジュリアは小さく笑みをこぼした。


――――――


(ん……ここは……?)

 男子生徒が目覚めると、そこには見慣れない光景が広がっていた。天井に取り付けられたシーリングライトが、白を基調とした清潔感溢れる内装を明るく照らしつけている。壁に取り付けられた燭台には温かみのある橙色の光が灯り、部屋の雰囲気作りに一役買っていた。そして今彼が寝ている寝具も、マットレスの心地よさ、シーツの肌触り、布団の暖かさのどれを取っても極上のものであった。

「あら、ようやくお目覚めかしら?」

 ベッドの心地よさに、起き抜けのボーッとした頭が思考停止していると、聞き覚えのある声が彼の耳に届いた。声のした方に振り向くと、予想通り、金髪が目立つハーフの美少女、元クラスメイトのジュリアが立っていた。

「……え? 神園さん? どうして? というかここ……え、あれ? 手が……」

 突然現れた同級生に彼は驚きを隠せないが、彼女の平然とした態度を見るに何か事情を知っているに違いないと、今自分が置かれている状況を尋ねようとした。しかし、頭に浮かぶ大量の質問をぶつける前に、彼は身体の異変――両手が動かないことに気付く。

「心配なさらなくて結構ですわよ? あなたの手を縛ったのは私ですから。それと、ここは学校に近い建物の一室。私があなたをこの部屋まで連れてきましたの」

「えぇっ!? なんでわざわざそんなことを!? 俺神園さんと喋ったこともないのに……」

「それは……と、その前に……これ、こちらに置いておきますわよ」

「あ……それは……」

 説明も終わらぬまま、ジュリアはポケットから取り出したスマートフォンを、側にあった小さなテーブルの上に置いた。スマートフォンの機種や本体のキズから、自分の物であることがわかった彼は、僅かに嫌な予感が頭をよぎった。無情にも、その予感は的中する。

「それにしてもあなた、もう少しまともなスマホの使い方はできないのかしら? あんなに卑猥で汚らしい動画や画像ばかり集めて。おまけにインターネットのブックマークも成人向けのマニアックなサイトばかり……」

「えっ!? いや……あの……それは……」

 パニックによる興奮で紅潮していた彼の顔から、みるみる血の気が引いていく。親しい友人にすら話していない、一人だけの秘密[せいへき]。それをまさか同級生の、しかもよりによって学年一の美少女と名高いジュリアに知られてしまったのだ。すっかり青ざめた彼の顔を見つめながら、彼女は楽しそうに続ける。

「学生の分際で勉強もせずアダルトサイトばかり見ているなんて、お仕置きを与えなければならないわね。ま、あなたみたいなド変態にはご褒美かもしれないでしょうけど」

「お、お仕置き? ご褒美? なになにどういうことですか?」

「わからないかしら? 答えを訊くばかりでなく、たまには自分で考えてみなさい。……大丈夫、痛い思いはしないはずよ」

 制服姿のグラマラス美少女に冷たく突き放されてしまい、自分を落ち着かせるためにも、彼は今起こっている事を頭の中で整理し始めた。

(えーっと……。まずここは学校に近い場所で、居るのは俺と神園さんだけ……っぽいな。俺は両手を縛られていて、手の自由は利かない。何故だかわからないけど、ここに連れられて、スマホの中身を全部見られて、俺の性癖を知られて、それで……お仕置き? ご褒美? ってことに……。ん? あれ? この流れはどこかで見たことあるような)


ブゥッ


 寝起きで思うようにまとまらない脳をフル回転させ、彼が必死に状況整理をしている中、くぐもった破裂音が聞き取れた。発生源は、さっきからずっと側に立っている彼女、ジュリアの尻からである。

「まだ考えがまとまらないのかしら? あなたって鈍感?」

 ジュリアが、その美しい碧眼で変わらず彼を見下ろしている。表情は依然冷たいが、どこか穏やかでもある。一方の彼は、明らかに動揺していた。

(待って! 今絶対神園さんオナラしたよね!? ブゥッて! いい音だ……ってそうじゃねぇ! もしかして、マジで俺の妄想が形になるのか……?)

 動揺はまったくもって回復せず、ただ鼓動が速まっていくばかり。夢のような空間にいると認識すると、己の陰部が自己主張を始めた。間もなく美少女の屁の香りが彼の鼻に届く。薄まっているとはいえ、肉成分をベースにした強烈な匂いだ。

「気付いたかしら? どう? 私のオナラは?」

「(やっぱり……神園さんがオナラしたんだ……!)その……すごく、いい匂いです!!」

「ふふっ。本当にそんなことが言えるのね。変態。では、お仕置きを始めますわ」

 彼は確信した。ジュリアの言うお仕置きの内容が、自分にオナラを嗅がせることだということを。
 ジュリアがお仕置きの開始を宣言し、彼を暖めていた布団をめくり上げる。途端に、全身が肌寒くなった。ここで彼は自分が全裸であること、足にも足錠が着けられていたことに今更気付いたが、もはやどうでもよかった。高嶺の花のジュリアが放つ強烈な芳香を、間近で味わえるという興奮が、人間としての危機感を押し潰していく。尻に顔を埋めたい。その光景が彼の頭の中を埋め尽くす。
 ジュリアがベッドに腰掛けると、男子生徒に問うた。

「選ばせてさしあげますわ。あなたは、どのように嗅がされたいのかしら?」

「あ、あのっ……なまっ、生尻でお願いします!!」

 それは思ってもみない選択権であった。まさか、嗅ぐシチュエーションまで決められるなんて。彼は迷わず生尻によるお仕置きを注文した。生尻放屁。それは衣類や下着といったフィルターを一切介さない、純度100%の腸内ガスが、二人だけで共有しているこの空間中に放出されることを意味する。

「あら……。私は別に構いませんけど、それだと地獄を体験することになるわよ?」

「はい! 全然構いません!」

「はぁ……。まぁお仕置きですからつらい方がいいんでしょうけど。後で変更とかありませんわよ? では、ちょっとお待ちなさい……」

 ジュリアが気持ちのこもっていない忠告をすると、彼は何度も頷いた。辺りには極限まで薄まった彼女の屁が未だ漂っており、彼は鼻での深呼吸を止めなかった。変更はできない旨を伝えたジュリアが立ち上がり、部屋の隅にあったキャビネットの中を漁り始めた。何か布のようなものを手にすると、再びベッドまで戻り、男子生徒の目を覆う。

「直接嗅ぎたいなら、このアイマスクをしなさい。あなたごときがそうやすやすと私のお尻の穴を見られると思わないでくれるかしら」

 彼は、すっかり興奮していた。顔見知りの美少女が腸内に秘めているガスを、文字通り直に注がれるという事実に、今にも小躍りしてしまいそうであった。肛門を拝めないのはもどかしかったが、それはこの際どうでもよかった。ジュリアの手によって無抵抗にアイマスクを着けられた彼は、仰向けになって息荒く待つ。

「……ちなみにあなた、これで勃起してるってことでいいのかしら?」

 彼の身体の中心部に目を遣ったジュリアは、半ば呆れながら言葉を投げかける。彼女の視線の先には、平均サイズの陰茎がしっかりと存在を主張していた。主の歪んだ性的嗜好による快楽を求めるように、ビクンビクンと脈動している。彼は再び何度も頷いた。

「そう……。(なんだか、噂に聞くよりもお粗末ですわね……)……まぁどうでもいいですわ。では服を脱ぎますから、しばらく待ってなさい」

 そういうと、ジュリアは制服を脱ぎ始めた。ジャケット、ブラウスを脱ぎ、スカートや下着までも全て脱ぎ去った。目の前で彼女の蠱惑的な脱衣ショーが繰り広げられているにもかかわらず、アイマスクを着けた彼には、衣擦れの音しか情報が伝わってこない。しかし、至近距離で一人の女性が脱衣しているという状況に、彼はめまいがしそうな程興奮した。生まれたままの姿となった彼女は、これから始まる地獄の"証拠"が移らないように、クローゼットに制服を収納すると、彼が待つベッドに戻る。


ブビッ!


「あら失礼。でもまだたくさんありますから、心配なさらなくてもよろしくってよ?」

 下品な放屁の音に、ジュリアの上品な言葉遣いのギャップが、彼の情欲をひたすらに煽る。そして、ジュリアがベッドに上がり込むと、まず彼をうつ伏せにして、身体を折り曲げさせた。次に、彼女自身もうつ伏せになる。身体に押しつぶされて、柔軟に形を変える二つの乳房が美しい。その後は器用に足を使って彼の顔を尻に押し付け、男子生徒の身体をその足で挟み込んだ。ちなみに、ジュリアが脱衣してから顔を尻に押し付ける工程まで、彼女の豊かなバストやヒップが彼の手や身体と接触することは一切無かった。

「ふぐっ! くっさ……ゲホッ!」

 彼は、鼻の頭に同級生の肛門が当たったのを感じ取った。刹那、想像以上の悪臭が鼻腔を刺激した。咳き込みながら、妄想の中では絶対に言わなかった言葉が口をついて出た。

「どうかしら? あなたが夢にまで見た女の子のオナラは? まだ直接はしておりませんけど」

「うっ……、くさい、くさいです……」

 先程の下品な放屁の残り香が、ジュリアの肉蕾から強く放たれている。残り香で噎せ返り、正直に感想を述べた彼の顔からは、興奮の色は既に引いていた。過剰な性的興奮により屹立していた自分のペニスが、通常状態に戻っていくようなイメージが彼の脳内に浮かびあがる。

「あらあら。この程度でその様子なら、先が思いやられますわね。でも、これは"お仕置き"ですから、あなたは罪を償うために、しっかり嗅がなくてはいけませんのよ? ……んっ!」


ブゥッ! ブッ!


「ひゃっ! うげっ、くっせーーー!!」

 ついに、彼はジュリアからのゼロ距離生尻放屁を浴びてしまった。体温そのままの熱気を持ったガスが、腐敗した肉のような刺激臭で容赦なく彼の鼻腔を蹂躙する。先程の残り香漂う肛門からは想像もつかない悪臭が衝撃となって脳を揺さぶり、彼はたまらず悶絶する。しかし、手足の自由が利かず、上半身はジュリアの足で固定されているため、もがけばもがくほど、彼女の白く美しい尻に顔が埋まっていくばかりであった。

「はぁ~。昨日の夕飯にステーキを食べてからというもの、お腹が張って仕方ないんですのよねぇ。……ま、これはあなたには関係の無い話でしたわね」

「(これはダメなやつだ!)ゲホッゲホッ……もうやめてください! お、お願いします……!」

「あら? もう降参するのかしら?」

「はい……もう……」


フスッ スゥゥゥ


 彼の乞いも虚しく、ジュリアは続けて放屁した。勢いの弱い、音が聞こえない程のすかしっ屁が彼を地獄へと叩き落とす。
 彼は何度も息を止めようとしたが、ジュリアの特濃ガスがそれを許さなかった。尻から放出される勢いで、強制的に彼の鼻の中を突き抜け、身体全体を駆け巡っていく。人間のデリケートな嗅覚を、むごたらしく嫐りながら。

「むうっ!? ぐぅぅぅぅぅ!! くさいくさい!!」

「降参なんて認めるわけないでしょ? あなたは悪いことをしたからお仕置きを受けているのよ?」

「ゴホッ! ……でも……!」

「それに、私は選ばせてさしあげましたわよね? どういう風にお仕置きを受けたいのか」

「それ、それは……!」

「私のオナラを生尻から吸い込みたいといったのはあなたでしたわよね? 地獄のような体験になるかもしれないと忠告までしましたのに、それでもいいとおっしゃるから、殊勝な姿勢に報いてさしあげてるんですのよ?」


ブジュッ!


「ぐああぁぁぁっ!!」

 お仕置き開始から三度目の放屁は、酷く湿り気を帯びたものであった。彼は、鼻先が濡れた感覚を覚える。無論そんなことはないのだが、間近にいる彼が、勢い余って『出て』しまったのではないかと疑ってしまうほどに、ギアが一段階上がった強烈な刺激臭が鼻と脳の奥に刻まれていく。

「もッ! もう勘弁してください! ギブ! ギブ!」


ブフォッ!


「うぅぅっ!! ゴホッ! ギブ……ぐふっ、ギブっていっ……ゲホッ……言ってるのに……」

「? ギブって、Give meということではありませんの? だから答えてさしあげましたのに、そのリアクションはあんまりですわ?」


ブスッ!


「ふぐぇっ!! ち、ちが……ウッフ……そっ……ち……じゃない……」

 ジュリアのがっかりした態度とは裏腹に、くすみの無い桃色の菊座からは勢いの強い屁が放たれる。彼女に尻に食い込んだ哀れな男の鼻に問答無用で流れ込むと、既にズタズタの鼻腔、脳、肺をいたぶっていく。彼は、もうもがき暴れる気力が無くなってしまった。度重なるゼロ距離生尻放屁に思考能力が完全停止しそうになりながら、必死にお仕置きを止めてもらうように懇願するばかりである。

「う、う……ギブアップ……」

「はぁ……。Give upなんてあるわけないじゃありませんの。これはお仕置きでしてよ? 何度も言わせないでくださるかしら」


ブブボォッ! ブシュッ



「ふげっ! ぐおおおっ!! くさいくさい!!」


ボフォゥッ!


「ひぎっ!! はぁ……ぐっ……はぁぁ……」


ブブブッ フスッ スゥ


「はぐぅぅっ! ゲッホゲッホ! うぅ……」

 話すのも面倒になったのか、ジュリアが何も言わずにお仕置きを執行する。短時間でこれだけのガスを排出できるのも凄いが、一番に言及すべきはやはりその濃度であろう。何発放屁をしても薄まるどころか、どんどん濃度が増していくのである。大腸の奥底にあるガスなので当然の結果ともいえるが、お仕置き開始時のものよりも明らかに温度が高く、匂いも強く烈しいものに変化している。特に匂いの変化は顕著で、肉の腐敗臭がメインだったものから、徐々に便臭成分の比率が大きいものになり始めており、これが彼をいつまでも苦しませている原因になっているのはいうまでもない。
 度重なる放屁責めに体力も限界に近づいてきた彼は見るからに疲弊し、もはや虫の息であった。少しの衝撃で、かろうじて繋ぎ止めている意識が今にも途切れてしまいそうな程である。いや、普通なら既に意識を失っていたかもしれない。しかし、絶え間なく鼻先で爆ぜるジュリアの蕾が、何度も何度も鼻に流し込まれる特濃ガスが、遠のいてゆく彼の意識を何度も呼び戻すのである。普通の健全な男子ならば、これほどまでに苦しめられれば性癖が変わってしまってもおかしくないであろう。

「あ、凄いの出そう」

「!?」

 誰かに向かって言うでもなく、ジュリアが呟いた。その一言は、勿論彼の耳にも届く。彼は戦慄した。今まで屁に関しては特に何も言わなかったジュリアが、『凄いの』と表現したのだから。ジュリア自身がその威力を認めるものが、もうすぐ来る。彼は、最後の力を振り絞って、懇願した。

「グフッ! も、もう止めて! 勘弁して!」


ブジュッ! ブジュジュジュッ!!


「!!!」

「やっぱり。思った通りですわ」

 彼の必死の願いも、結局叶わなかった。湿り気の強い放屁音と共に届けられたガスは、今日嗅がされてきたどの屁にも比べられない激臭であった。夕べに食べたというステーキによる腐肉臭に、健康的な便臭が入り混じった凶悪な匂いが、彼の意識に殴りかかる。ジュリアはこともなげに放屁の感想を述べるが、その一言を彼が聞き取れたかどうかは定かではない。

「…………」

「……ふんっ」


ブジュッ プスッ プッ  プッ


「…………」

 先程の凄まじい放屁だけではまだ出し切れなかったのか、細切れに四連発。小さな音からは考えられない、凄まじい臭気が彼の鼻に注がれるが、返事が聞こえない。

「(リアクションが無い……)ちょっと?」


ブッッ!!


「…………」

「はぁ……やっぱり気絶してますわね。最後はとんだ”こき損”でしたわ」

 確認の意を込めてスタッカートな放屁をしてみたものの、尻の向こうのリアクションが無いことを確認したジュリアは、身体を前進させて彼の顔から尻を離す。彼はぽすんとベッドに顔を落とし、微動だにしない。

「まったく……あのような趣味がある殿方でも、いざ自分がこのような目に遭うと耐えられないのかしら。本当にざんね……情けないですわね」

 半ば諦めも感じられる独り言を漏らしながら、ジュリアの好奇心による犠牲者を仰向けにし、寝かしつけようとする。その時、彼女の目にあるものが映った。

(あら? あれだけ止めてくれーなんて喚いていたのに……。どうやら、『素質』はあるみたいね)

 気を失いながらも、気絶前と変わらず真っ直ぐに怒張し、我慢汁で輝く彼のペニスを見て、ジュリアは小さく笑みをこぼした。